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佐賀大学 農学部 食資源環境科学コース 生産環境化学分野 におい農学研究室(上野研)


匂い研究コンサルティング


「匂いに関するお悩み」の解決を
サポートします!

目次

事例紹介

コンサルティングを始めた背景

研究費

お問い合わせ


事例紹介

→特徴
 ・匂いに関する業務を包括的に支援します(主にリモート形式)
 ・国際的学術レベルの知見/技術で問題解決に挑みます
 知的財産権は100%依頼者側で管理(秘密保持)いただけます
 


→コンサルティングの事例

・臭気物質の文献調査(邦文・英文)をして欲しい
・異臭問題に関する社員研修用のスライドを作成して欲しい
・異臭クレーム対策で品質管理(評価)の立ち上げサポートが欲しい
・自社製品の異臭物質を特定(分析・評価)し,改善のアドバイスが欲しい
・匂いに関する新製品の開発に向けた研究のアドバイスが欲しい
・新製品に関する自社データで学会発表や論文出版したい
・大学院に入学せずに博士号を取得したい(論文博士)



当研究室の研究事例(専門分野)
・当研究室の研究事例です.本研究室のコア技術である「嗅覚官能評価」および「匂い物質の化学分析」を活用したコンサルティングを進めます.以下は当研究室で出版した論文の内容を簡単に説明したサイトです.具体的な事例としてご参照ください.

リサーチマップ「研究ブログ」

YouTube「研究紹介」


・藻類の匂いを活用した培養法の開発
・ミカンの異臭物質同定と簡易検出法の開発
・匂いで和牛のストレス判定
・発酵食品の匂いで品質管理
・匂いを指標とした植物病害の検出
・刺身の異臭(オフフレーバー)の同定と発生原因の解明
など



コンサルティングを始めた背景

〇幅広い業界に関連する「匂い/臭い」

昨今,「におい(匂い,臭い,ニオイ:以後,匂い)」に関する社会的な関心は年々高まりつつあります.匂いに関連する業界は多岐にわたりますが,例として一,般消費者向けの消臭芳香剤マーケットは,過去4年間(2017~2020年)で10%という高い成長率を示しています(戸川,2021,におい・かおり環境学会誌,52,3.).「匂い関連分野」が成長産業であることは間違いなく,匂い分野への新規参入を目指している企業も少なくありません.また積極的に匂いを利用する業界のみならず,「異臭クレーム(オフフレーバー)」の問題は幅広い業界で課題となっており,とくに食品業界では避けて通ることのできない課題となっています.


〇「匂い」の問題/課題

上述の通り,幅広い業界において「匂いの課題」は避けて通ることのできないものとなっています.一方で,匂いに関する課題を抱えた企業からは,「匂いの評価が難しい」「匂いの分析が困難」「相談できる匂いの専門家(コンサルタント)が少ない」という悩みが寄せられております.

実際,「揮発性物質の分析」を受託する企業は多くありますが,「匂い物質の分析」を手掛けている企業,さらには匂いの問題解決をサポートするコンサルタント事業まで展開している企業は限定されています.そのような中,当研究室でも,多くの企業から「匂いの問題」についてご相談いただくことが増えてきました.


〇これまでの「大学-企業」の協力体制の問題点(知財権)

本研究室では,大学の研究で蓄積された「匂い」に関する知見を社会実装していくことを目指しており,そのためには企業との協力体制の構築を積極的に進めていきたいと考えております.一方で,現状の大学と企業の協力体制には,ある問題点が指摘されてきました.

それは「知的財産権(知財権)」の問題です.これまでの大学と企業の協力体制としては「共同研究制度」の利用が一般的でした.しかし共同研究制度の中で知財権が発生した場合には,大学にも知財権が発生 してしまうため,多くの企業から共同研究が進みにくい要因としてあげられてきました.


〇新しい協力体制の形(学術コンサルティング制度

そのような中,佐賀大学では「学術コンサルティング制度」を活用することで,知財権を100%依頼者側(企業側)で管理(秘密保持)したまた協力体制を構築することが可能となりました.当研究室では,本制度による産学連携の協力体制を「匂い研究コンサルティング」と呼称することといたしました.当研究室では匂い問題でお困りの企業を対象として,「匂い研究コンサルティング」による問題解決の支援を進めております.


〇匂い研究コンサルティングが目指すもの

「匂い研究コンサルティング」による企業のサポートを通じ,匂い業界全体の技術レベル向上をはかること,匂い分野における日本の国際的な競争力を高めていくこと,を目標としています.

日本人は古来より「匂い」に対して非常に敏感であり,国際的にみて非常にレベルの高い「匂い」に関する「ものづくり/ことづくり」をしてきました.日本の企業の「匂いの問題」を積極的に解決していくことができれば,多く「匂いに関する「日本発の新技術」を作り出すことができ,元気な日本を構築していけるものと確信しております.

これまでの技術 x 匂い =「日本発の新技術」




費用

これまでの経験から,「匂いの研究」は極めて複雑です.多くの経験を蓄積してきた現在でも,「やってみないとわからない」という部分が多くあります.「匂いの問題解決」を標榜してはいますが,問題解決を保証することはできないというのが正直な状況です.

従って,短期の問題解決を目的とした「成功報酬型」の場合は,事前協議で設定した課題が未達成の場合は無報酬としております.また,「顧問型契約」の場合も,コンサルティングを進める中でお役に立てなかった場合は,60日間の全額返金を保証しております.

具体的な研究費は内容によるため,リモート会議で協議の上で算出いたします.およその目安として以下をご参照ください(一般的な民間財団研究助成金の年間助成額を基準としております).


・コンサルティング(中長期):
  →5~15万円/月を目安(60日間の全額返金保証)
  →評価(化学分析)は別費用(4か月以上のコンサルティングを前提)

・コンサルティング(エクスプレス):
  →50万円/課題を目安(60日以内,成功報酬型)
  →評価(化学分析)は別費用

・文献調査
  →10万円/課題を目安




お問い合わせ

以下の内容をメールでご連絡いただけましたら,Web打ち合わせを設定いたします.ご依頼内容が専門外の場合,お引き受けできないこともあります.お問い合わせの際になるべく具体的にご記入いただけますと迅速な判断が可能となります.

→お問い合わせメールの内容

宛先アドレス(上野): uenod(at)cc.saga-u.ac.jp
件名:     匂い研究コンサルティングについて

1.御社名およびご担当者名:
2.ホームページURL:
3.ご依頼内容(なるべく具体的に):


以上


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国立大学法人(九州地区)
佐賀大学 農学部 食資源環境科学コース (大学院 農学研究科)
生産環境化学分野
上野大介

〒840-8502 佐賀市本庄町1番地(本庄キャンパス)
電話:0952-28-8713(農学部総務係)

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