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土壌微生物学研究室(染谷研)

活動報告

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2013年5月18日 廃棄物資源循環学会九州支部会で教養教育環境キャリアプログラムのコース4第1期生の発表が優秀ポスター発表賞を受賞しました。

佐賀大学 染谷孝

学会会場にてコース4の第1期生たち

 

佐賀大学 染谷孝

受賞式で支部会長と並ぶ第1期生の尾形さん

福岡大学で開催された廃棄物資源循環学会九州支部会で、教養教育環境キャリアプログラムのコース4第1期生の発表が優秀ポスター発表賞を受賞しました。パチパチ!

授賞式ではコース生の尾形茉衣さんが代表して表彰状と副賞(図書券)を学会支部長から受け取りました。

大学院生や留学生ばかりの学会発表会で、学部3年生が発表するのも受賞するのも極めて異例のことです。これは学生達の取り組みが、学会でも今日的課題であり評価される内容で、発表態様も大学院生に負けないものであったためと思います。

この発表のもととなったのは、昨年度の教養教育環境キャリアプログラム「コース4学内活動実習」(指導教員:染谷孝、田中宗浩、中村 聡)での段ボールコンポスト製造試験の取り組みです。これにはコース4の学生達8名だけではなく、生物環境科学科施設農業生産学分野(田中宗浩研究室)と染谷研究室の学生達の参加もあり、彼らの出したデータも使用させていただいています。これも皆でなしとげた成果の賜物と感謝します。

 

平成25年度廃棄物資源循環学会九州支部・優秀ポスター発表賞

「段ボール箱を用いた生ごみ堆肥の製造:副資材にピートモス等を用いる自治体推奨法と、腐葉土・米ぬか・剪定枝チップなど廃棄バイオマスを用いる方法との比較」

発表者
池達哉1、池田奈緒子1、尾形茉衣1、岡部誠1、崔敦夏1、前田太成1、中江和紀1、横田怜子1、下田代満2、田中宗浩3、上野大介3、染谷孝3

所属
1 佐賀大学環境キャリアプログラム履修生(経済学部・理工学部・農学部の3年生)
2 森と海を結ぶ会
3 佐賀大学農学部

概要
段ボール箱を用いた生ごみ堆肥の製造において、副資材にピートモスやもみ殻薫炭を用いる自治体推奨法と、腐葉土・米ぬか・剪定枝チップなど廃棄バイオマスを用いる方法とを比較検討した。自治体推奨法では、毎日の投入生ごみを500 g以下にしないと悪臭等の問題が出る上に温度が30~60℃と低く、3ヶ月後に得られた堆肥のコマツナ発芽試験では発芽率が最も低く(89%)、さらにピートモスは輸入品であり、薫炭製造にはエネルギーを要することからエコとは言えないなど、問題が多かった。一方、腐葉土・落ち葉・米ぬかを副資材に用いた場合、およびそれらに剪定枝チップを加えた場合には、毎日1000 g以上の生ごみ投入で50~65℃の品温が維持され、発芽率は97~99%と良好であった。ただし活発に発酵する堆肥ほど段ボール箱の劣化が著しく、普及のネックになるため改良を容する。また、毎日の管理が不可欠であり根気を要し、環境教育には絶好の教材だが、生ごみの資源化法としては万人向けとは言えない。自治体で組織的に生ごみの堆肥化をおこなうことが望まれる。

 

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